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女の生き方に思う [love]

義理の母が死んだ。
胃癌は無事削除されたものの悪性のリンパ腫がどうしようもないものだった。
人生のほぼ全てを生きてきたふるさとを遠く離れた病院での死だった。
どんなに帰りたかった事だろう。娘の住む関西の病院で手術をする事は母自身も望んだことではあったが、あっけなく命の火は消えた。
荒い息の中、心電図がフラットになって数字が0から動かなくなった、その後一時心拍が戻り目を開けて何かを言おうとしたが心拍はまた消え、戻る事は無かった。

数年前僕は実の母を亡くしている。
もしも死に目に会えていたならば実の母は間違いなく「ごめんね」と言ったことだろう。僕はありがとうって言って欲しかったのに。
義理の母は心拍が戻ったとき言いたかった事はたぶん「ありがとう」か「夜道は危ないから早く帰れ」だ。そういう人だ。

娘は言う。おばあちゃんを二人とも失った。両方とも大好きだったけどなぜか今度は喪失感が大きいと。

奔放に生き謝りながら死んでいったであろう女と、子供のために生き家のために生きてありがとうと言って死んでいったであろう女とどちらが女として良い生き方だったか幸せな人生だったか判らない。
判るのは大好きだった二人がもういないと言う事だけ。



今年の五月に僕の知人が肺炎で無くなっていた。僕より2歳若いのに。
次は僕の番だ。
僕はありがとうといって死ねるだろうか。

陰気くさい話で申し訳ない。

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